✯節田（せった）から元気を発信！✯

「来ちゃったよ、ここへ。皆さんに会えて最高！」

＜南海日日新聞の記事より＞

永ちゃん、おぼらだれんー。

ロック歌手・矢沢永吉さん（６６）の徳之島ライブが23日、

夕、天城町総合運動公園野球場であった。

島民限定のシークレットライブの会場には約５千人の老若男女が詰めかけ、

夢のステージに熱狂した。

日本の音楽界を代表するスーパースターの来島に、島中が興奮に包まれた。

徳之島ライブは、米国ロサンゼルスを拠点に飲食店チェーンを展開する天城町出身の

実業家、重田光康さん（５０）との親交によって実現。

急きょ決まった大舞台に、地元側は３町の関係者約３００人で実行委員会を立ち上げて

準備を進めた。

午後６時５５分、紫色のシャツに白いパンツ姿の矢沢さんが特設ステージに姿を現すと、

会場は一気にヒートアップ。白いマイクスタンドの前で「来ちゃたよここへ、徳之島万歳」

と第一声を放つと、「雨のハイウエイ」を皮切りに、バラードとロックをちりばめたアンコールを含め

全８曲、４０分間の圧巻のパフオーマンスで観客を魅了した。

曲間に何度も「ありがとう」と口にした矢沢さん。

重田さんとの長年にわたる友情や徳之島ライブのいきさつを織り交ぜながら、

「この島には力があります。皆さんに会えて最高です」と熱く語った。

午後５時の開場前には約千人が行列をつくった。

美容師仲間とライブを楽しんだ同町瀬滝の女性（５０）は「中学時代からのファン。

嬉しくて泣きそう。永チャン最高」と声を弾ませた。

友人らと最前列で盛り上がった同町平土野の公務員、春島重也さん（５６）は

「徳之島でやるのはあり得ないこと。こんなに近くで見られるのは初めて。

今までで最高。感謝で倒れそう」と話した。