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2012年06月19日

★飲酒運転(@_@;)★

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根絶へ、ある母の8年半

「息子」と歩み願い訴える

<南海日日新聞の記事から一部抜粋>

「このくらいなら大丈夫だろうと考えていました」ー。
道交法違反(酒気帯び運転)の罪が問われた公判で、男性被告が言った。
飲酒運転の裁判では、こうした言葉を度々耳にする。
繰り返される悪質な交通死亡事故。
甘い判断と重大事故、被害者の苦しみ。
そのギャップは大きい。
飲酒運転はなぜなくならないのかー。
今年2月、根絶を目指し活動を続ける女性に出会った。
息子を奪った事故から8年半、戦い続ける母の思いを聞いた

女性は大分県国東市の佐藤悦子さん(60)。
佐藤さんの次男隆睦さんは、工事技術者として来島していた
2003年11月16日未明、旧名瀬市内の市道を同僚らと横断中に、
少年=当時19歳の車にはねられた。
車はそのまま逃走。
14時間後に少年が出頭し、飲酒運転だったことが分かる。
病院に搬送された隆睦さんは、1週間後に亡くなった。24歳だった

裁判では元少年が業務上過失致死罪などに問われ、佐藤さんは夫の啓治さんと共に
刑罰の重い危険運転致死罪の適用を訴えた。
結局訴えは認められず元少年には懲役3年の判決が言い渡された。
07年には直前まで車に同乗していた男性の責任を問う損害賠償訴訟を起こし、
足掛け4年の戦いの末、請求全額約5300万円の支払いを命じた一、二審判決が
10年に確定した。

05年に「飲酒・ひき逃げ事犯に厳罰を求める遺族・関係者全国連絡協議会」
を立ち上げた佐藤さんは、全国各地で活動を展開。
悪質な交通死亡事故の被害者遺族らと共に署名を集めては法務大臣に提出している。
これまでに提出した署名は58万5826人分に上る。

事故後、「島に行けば隆睦に会えるのでは・・・」と、何度となく奄美に通った。
憎しみに支配されていた心が島の支援者との交流で次第に和らいでいった。

いまだ奄美から飲酒運転が消えない現状を「残念でならない」と憂う佐藤さん。
「隆睦が亡くなった奄美から、飲酒運転が無くなることを願ってます」と言葉をつないだ。

今年の奄美署管内の検挙数は15件(15日現在)。

5月以降は、自損事故を起こして発覚するケースも増えている。

一歩間違えれば、自分だけでなく他人の人生も大きく変えてしまう飲酒運転。

「これくらい大丈夫か」-

そんな誘惑に駆られたときは、佐藤さん親子のことを思い出してほしい。

(岩切美穂)



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